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2020/11/20
カラコンデビューの人は必見!入れ方と外し方を学ぼう
日本人は基本、茶色や黒い瞳を持つ人種なので青や緑色の瞳に生まれることはありません。しかし、今ではカラコンを装着すればどなたでも憧れの瞳になれます。
そこで今回は、カラコンデビューの人に向けたレンズの入れ方と外し方について紹介します。
表裏を確かめて清潔な手で入れよう
カラコンは通常の視力矯正用コンタクトレンズと基本構造は同じで、入れ方にも違いはありません。
普段から視力矯正用コンタクトを使用されている方なら、同じように装着しましょう。
コンタクトレンズそのものを使うのが初めてという方は、
最初に石鹸を使って手を綺麗に洗浄することから始めます。
① きっちり手を洗おう
目に直接指と爪が触れることになるので、特に指先は入念に洗う必要があります。
② コンタクトを取り出そう
手の洗浄が終わったら、レンズを取り出します。保存液につけられた状態なので
傷つけないように注意しましょう。
③ 裏表を確認しよう
レンズには裏表があるので間違えずに装着しなくてはいけません。
裏表の確認の仕方は、人差し指にレンズを置いて真横から形状を見ます。
綺麗なお椀型であれば正しい状態ですが、縁が外を向いているようだと裏表が逆なのでひっくり返します。
④ コンタクトをつけよう
装着する時はカラコンを入れる側とは逆の手で目を大きく広げて、人差し指の先にレンズを付けてゆっくりと瞳に置くようにして入れます。
この時、必ず鏡の前で確認しながらおこなうことが大切です。
初めての時は指が目の前に迫ってくることに若干怖いと感じる方もいらしゃるかもしれません。
レンズが入ったあとは、ゆっくりと瞼を10秒ほど閉じます。そうすると瞳とレンズ内に入っている空気が抜けて、しっかりと固定されます。
取り外すときの注意点
① メイクを落とした後で取り外す
カラコンだけでなく、一般的なコンタクトレンズにも当てはまる外し方は清潔になった顔と手でレンズを外すことです。
女性の場合だとアイラインやマスカラ・アイシャドーのメイクを目元にされている方が多いでしょうが、このままの状態でカラコンを外そうとするとメイクが目に入ってしまい、角膜に傷がつく恐れがあるので厳禁です。
まず取り外す前にクレンジングオイルでしっかりと目元周りのメイクを落としてから、レンズを外す作業へと入りましょう。
外す時も入れる時同様に、しっかりと石鹸で手を洗います。
② 乾燥対策してから外す
丸1日、カラコンをつけっぱなしにしていた場合は目が乾燥していて瞳にレンズがぴったりと付いていることがあります。
この状態だと非常に外しにくいので、1度瞳を濡らすことをおすすめします。
今は涙成分によく似た目薬がありますので、そういったもので潤すのも一つの手です。
乾燥した状態で無理に取ろうとするのはやめましょう。
レンズを入れた時とは逆に、指で大きく瞳を広げてから人差し指と中指を使ってレンズを摘み取ります。
外し方のコツは、指の先端に引っ掛けるように意識をすることです。
入れる時よりも指がさらに怖く感じるかもしれませんが、軽く当てればカラコンは浮かび上がるのであとは引っ掛ければ外れます。
入れる時も外す時も、清潔な状態でおこなうというのがポイントです。
外した後にアイケアをするのが大事
カラコンだけでなく、視力矯正用のコンタクトレンズでも日頃からアイケアをしておくことが大切です。
ケアの方法は非常に簡単で、レンズを取り外したあとにホットタオルで目を蒸すとドライアイを防ぐことが可能です。
45度程度のお湯でタオルを濡らして、約10分間目の上に置くだけなので眠る前にリラックスする気持ちで習慣にすると良いでしょう。
しかし、2DAYや1ヶ月~1年以上の連続使用を可能にしているものであれば、
表にはゴミや塵などが付着しているので洗浄する必要があります。
レンズ本体はもちろんのこと、目も洗浄液でしっかりと洗わないと結膜炎や角膜炎を引き起こす可能性が高くなるので手抜きをせずにケアをしてください。
洗浄液は各製薬会社から多種多様なものが販売されていますが、
レンズと目にどちらにも利用できるものも販売されているようなので
よく確認して購入しましょう。
毎日カラコンを使用されると、このアイケアが面倒に感じるかもしれませんが、眼病を避けるためには非常に大切な行動なので手間を惜しまないことが大事です。
以上、カラコンデビューの方に向けたレンズの入れ方と外し方のポイントでした。
瞳の色が変わることで、普段の自分とは違うキャラクターを演じることができる魅力的なアイテムがカラコン。
正しい入れ方と外し方をマスターすれば、どなたでも扱えるものです。
思い切って瞳の変身を楽しんでみるのも良いでしょう。